すいす物語
26
二〇二四年二月
ミライに乗って、初めての病院に行った。
コロナのワクチン接種である。
五回目の接種であるが、まだ無料で受けられる接種券が届くのは、ありがたいことである。
ネットで予約しようとしたら、近くの病院はもういっぱいになっていた。
やっと見つけたのが、今回行く病院である。
ところが、水素ステーションのすぐ近くだったので、ついでに水素を入れられると思い、かえって好都合であると思った。
ところが、水素ステーションにつくと、メンテナンスのため休業していた。メンテナンスがあることは知っていたが、もう少し先だと思っていたのだ。
メンテナンスは、結構日数がかかるので、入れておかないと困ると思い、遠くに行くことにした。検索すると、前に行ったところのほかに、もう一つ別のところがでてきた。隣の県にあるのだが、結構距離があると思い、前は、別の県のところに行ったのである。しかし、今回よく見てみると、こちらの方が、むしろ近いのではないかという気がしてきた。場所も見てみた。すると、隣の県とはいっても、県境であり、これなら県内といったってよいようなところである。前回見たときは、隣の県の中心部あたりにあるような気がしてしまったのだが、これは、思い込みだったようだ。こんなところにあるのなら、たいして時間はかからないと思い、早速出発した。
行く道は、ほとんど見慣れた景色であり、県外に行くという気はまったくしなかった。県境を越えて、少し行くと、もう水素ステーションが見えてきた。これは、ほとんど県内に二つの水素ステーションがあるのと同じことである。なぜ前回は別の県の遠いところまで行ったのだろうか?
敷地内に入ると、スタッフが誘導してくれた。
「ちょっと高いけど、入れますか?」
話し言葉が、優しい感じである。こちらの県からすると、ともするとのんびりした感じがする。それは、こちらの県が、昔、ばくち打ちが幅を利かせていたせいであろうか、言葉の調子が強いので、そう感じるのであって、向こうからすると、このような強い語気の話し方の方が、普通ではないのかもしれない。
「大丈夫です」
とはいったものの、どのくらい高いのか気になった。スタッフが水素を充填している。ここは、セルフではないのである。充填が終わり、レシートが渡された。一キロ一七〇〇円ぐらいする。たしかに高い。いつものところは、一キロ一二一〇円だから、五〇〇円も高い。なぜこんなに違うのだろうか。
数日後にドライブがてらもう一度水素を入れに行った。このあたりはラーメンが有名なので、検索した。すると、近くに有名なアウトレットもあった。ついでに寄ってみた。ちょうどベルトがほしかったので、買った。ラーメン屋は混んでいたが、うまかった。(2023/11/26)
ミライに乗って、初めての病院に行った。
コロナのワクチン接種である。
五回目の接種であるが、まだ無料で受けられる接種券が届くのは、ありがたいことである。
ネットで予約しようとしたら、近くの病院はもういっぱいになっていた。
やっと見つけたのが、今回行く病院である。
ところが、水素ステーションのすぐ近くだったので、ついでに水素を入れられると思い、かえって好都合であると思った。
ところが、水素ステーションにつくと、メンテナンスのため休業していた。メンテナンスがあることは知っていたが、もう少し先だと思っていたのだ。
メンテナンスは、結構日数がかかるので、入れておかないと困ると思い、遠くに行くことにした。検索すると、前に行ったところのほかに、もう一つ別のところがでてきた。隣の県にあるのだが、結構距離があると思い、前は、別の県のところに行ったのである。しかし、今回よく見てみると、こちらの方が、むしろ近いのではないかという気がしてきた。場所も見てみた。すると、隣の県とはいっても、県境であり、これなら県内といったってよいようなところである。前回見たときは、隣の県の中心部あたりにあるような気がしてしまったのだが、これは、思い込みだったようだ。こんなところにあるのなら、たいして時間はかからないと思い、早速出発した。
行く道は、ほとんど見慣れた景色であり、県外に行くという気はまったくしなかった。県境を越えて、少し行くと、もう水素ステーションが見えてきた。これは、ほとんど県内に二つの水素ステーションがあるのと同じことである。なぜ前回は別の県の遠いところまで行ったのだろうか?
敷地内に入ると、スタッフが誘導してくれた。
「ちょっと高いけど、入れますか?」
話し言葉が、優しい感じである。こちらの県からすると、ともするとのんびりした感じがする。それは、こちらの県が、昔、ばくち打ちが幅を利かせていたせいであろうか、言葉の調子が強いので、そう感じるのであって、向こうからすると、このような強い語気の話し方の方が、普通ではないのかもしれない。
「大丈夫です」
とはいったものの、どのくらい高いのか気になった。スタッフが水素を充填している。ここは、セルフではないのである。充填が終わり、レシートが渡された。一キロ一七〇〇円ぐらいする。たしかに高い。いつものところは、一キロ一二一〇円だから、五〇〇円も高い。なぜこんなに違うのだろうか。
数日後にドライブがてらもう一度水素を入れに行った。このあたりはラーメンが有名なので、検索した。すると、近くに有名なアウトレットもあった。ついでに寄ってみた。ちょうどベルトがほしかったので、買った。ラーメン屋は混んでいたが、うまかった。(2023/11/26)